出逢えた事の奇跡
【ありがとう】
よつばです♪♪
道を歩いていると
ふと、金木犀の香りがどこからかしてきます
この香りがすると
もうすぐ長女の誕生日です
子ども達の誕生日は、私にとっても大切な記念日で、その日は彼ら彼女らの出産の時の事を
ついつい思い出してしまいます
私は今、毎朝小4の末娘を外に出て見送っています
引越す前も、玄関を出た娘が庭の方に回ってきて、私が庭に出てバイバイしてお見送り
というのをずっとやっていましたが
引越してからは、娘が路地を曲がって見えなくなるまで
チラチラ振り向いて手を振るのに応えている感じです
小4になり、可愛いだけの末っ子ちゃんではなくなってきてる感じもあり
いつでも無条件に母を受け入れてくれなくなってきた末娘
↑↑ それまでがべったりすぎ?娘が、ではなく、私が
彼女にもそろそろ反抗期がやってくるのかな
でも、朝のお見送りはしてほしい、とアピールするのです
その直前にちょっと口ゲンカをしても、です
まったく
愛いやつめ
きっとそのうちに、そんな事しなくてよくなってしまう日が来てしまうのでしょう
できるうちに、できる事を…
ならば、そうしてほしいと言ってくれる間は
母は手を振り続けましょうぞ
なんて、こんな風に思えるようになったのはごく最近
多分、末娘が生まれてからだと思います
それ以前の私は、今以上に時間的にも精神的にも余裕がなくていっぱいいっぱいでした
それが
4人の子ども達の成長と共に、自分もいろいろな経験をして
色んな思いを味わって
今に至るのだと思います
まだ長男が幼い頃
私は家事・育児・仕事でいっぱいいっぱいで本当に全く余裕がなく、息子にヒステリックに怒鳴ったりしていたように記憶しています
今より発言もネガティブで
自分より弱い立場の息子達に当たってはイライラを発散させようとしていた感じ
そんな事しても何も改善されないのに
元夫もその頃は家に普通に?帰ってきて、ご飯を食べたりしていたのでその様子は見ていました
なので元夫の私のイメージはその頃の印象が強いのではないか?と、私は思っています
そこから
私の中では元夫との結婚生活において、最大の転機となる長女の妊娠・出産前後の時期を経て
末娘を授かりました
今でも
なぜこの子は←末娘
私のもとに来てくれたんだろう?
いや、来ちゃったんだろう??
と、思います
よく、子どもは親を選んでやってくる
なんて説がありますが
だとしたらなぜわざわざ、こんな苦労するはめになる家を選んで来たんだろう?
周りにもっともっと幸せそうな家庭があるのに…
それは、末娘だけではないですが
彼女の時は特にそう思いました
なぜならその時既に
私は元夫の狂った経済観念に振り回されていて
もう彼には何も期待しないようにしていたからです
そんな状況なのに
末娘を授かってしまったかもしれない
すぐに産婦人科を受診しました
診察台の上で見た映像に映る
私のお腹の中の小さい小さい命は
精一杯の心臓の鼓動を私に見せてくれました
4人の子どもの母親になる覚悟ができずに迷っている私に
自分の存在を知らしめているかのように
お母さん!私、ここにいるよ!!
そう全身で言っていたんだと思います
一生後悔して生きていくよりも
一生苦労してもいいからこの子を迎え入れよう
↑↑ あ、今は一生苦労したくはないと思ってるけど
そう決めて私は病院から元夫の店へ向かい
妊娠を報告しました
もし、元夫が私の考えと違う事を言ったら
離婚して子ども達は私が育てていこう
そう思っていたのに
私は妊娠の事実を伝えた途端、泣き出してしまいました
そんな私を見て元夫は
子どもが欲しくても授からないご夫婦が世の中にいるなかで
4人も子どもに恵まれるなんてすごい事だよな
なんて事を言って
末娘を迎え入れる事に賛成してくれました
正直、それはとても嬉しかったし
元夫も覚悟を持ってそう言ってくれたのだと思いました
甘かったです……
言葉にすると
なんだか薄っぺらくて嘘くさくなってしまいそうですが
この子達が私の元に来てくれた奇跡に感謝をしています
それは元夫と結婚しなければなかった事で
本当にそれだけは←爆
よかったと思っています
そして特に思うのは
後で、もっとああしておけばよかった
こうしておくべきだった
という事がひとつでも少ないように生きていきたいという事
本当に、彼らはあっという間に成長していってしまう
いつか私の元から飛び立っていく時に
私は充分あなた達と過ごせたから幸せだよ
と、見送れるように
そして私が出逢えた人達
この奇跡に感謝です
(仕方ないから元夫も含めてあげよっかなー
いやしかし、はよ養育費入れてな!)