4児の母の奮闘記

4人の子育てをしながら奮闘しているアラフィフ女子?!の日々を綴ります

張り子の虎②

【女ナポレオン】

 

よつばです♪♪

 

 

朝起きると

またしても元夫が脱いだアロハが無造作に置かれていました

 

また、シャワーと着替えに帰ってきたようです

もはや「帰ってきた」という表現が正しいのかも不明ですが

 

洗濯カゴに洗濯物を放り込み

クローゼットも開けっ放し

 

そぉーーっと出ていくくせに

形跡残しまくりなのはどういうつもりなのか

 

 

早くマンション売れますよーに

 

その前に、とっとと引っ越そ。

 

 

 

張り子の虎が本物の虎に見えていた私に

それを気づかせてくれたきっかけは

とある占いの結果でした

 

占いの結果を100%信じて行動したりはしないのですが

とても親しくしていた友人(今でも大切な友人のひとりです)

の知り合いの方が、仕事としてではなく占いをしていて

その友人も、ふとした時にその占いの結果が支えになる時がある、と言っていて

 

もし嫌じゃなければ、よつばちゃんの事もみてもらうけど?と言ってくれ

軽い気持ちで占ってもらいました

 

私は占いはあまり詳しくないのですが

確かその占いは、名前の画数をみて占うもので

その方とは実際にお会いせずに、私の名前の情報を伝えてもらい、みてもらった形です

 

後日、結果は友人から教えてもらいました

 

とても丁寧に解説をして下さった紙が添えられていて

それによると

 

私を一言で例えると

 

「女ナポレオン」←!!

 

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え?私の事??

ってくらい人の事言われているみたいでした

 

だって、ナポレオンて

「我が辞書に不可能の文字はない」

って、あれだよね??

 

かなり衝撃的でした

 

そしてもうひとつ、びっくりだったのが

実は一緒に情報をお伝えしていた元夫の結果

 

これって本当にあの人の事言ってるのかな?

みたいな感じ

 

占いから判断する限り

私の方がダントツに良い内容

ぶっちゃけわざとそうしてくれたのかと思うくらい

 

でも…

 

超が付く程の単純さではありますが

その占いをきっかけに私は

自分が、今まで自分で思っていたよりも

そんなに劣っているとか思わなくてもいいんじゃないか?

と、思えるようになったのでした

 

私的には

かなり重要な気付きでした。

 

張り子の虎

【世界の帝王】

 

よつばです♪♪

 

中学時代からの友人が遊びに来て

息子2人と4人で食事に行ってきました♪

 

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馬刺し

肉寿司

 

その他諸々

 

美味しく頂いてきました~💕

幸せ✨✨

 

 

さて

 

元夫は、妻を含めて周りに虚勢を張って生きてきた、という事を前回かきましたが

 

私は、元夫を

張り子の虎

だと思っています

 

張り子の虎

という言葉には、こんな意味があります

 

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私が指しているのは2つ目の意味ですね。

 

 

かく言う私は、自己肯定力の低い人間でした

 

両親が教員だった私は中学生くらいまでは

勉強もできて当たり前

家の手伝いなどもやって当たり前

 

あまり褒められることもなく

育ったように思います

 

無意識のうちに

周りの期待に応えるのが当たり前のようになっていたし

そうじゃないといけないような気がしていた

 

アルバイト先の先輩として元夫に出会ったのは

高校を卒業して、進学のために地元を離れて

2年目に入ろうかという春の事でした

 

当時から元夫は

なぜか自信に満ち溢れている感じで

俺が世界の帝王になる←!

なんて口にしていたくらい

なんとも今まで見たこともない人種で

人生経験浅い私には

多分そこが強烈に新鮮に映ったのだと思います

 

周りからも頼りにされ(ているように見えた)

リーダーシップを発揮している(ように見えた)

元夫は、なんだかとてもすごい人のように映りました

 

出会ってほどなくして

当時彼女がいた元夫からのアプローチにより←!

お付き合いする事になり

結婚するまで4年近くの間

 

今思えば突っ込みどころ満載の元夫の言動も

彼氏大好きフィルターがかかっている私は全く気付かずに元夫に尽くし

どんどん、元夫にとって自分のいう事をきく都合の良い存在になっていったのかもしれない

 

いつだって俺様な元夫の言動に、何度も傷付けられたのに

私はそれを自分が至らないためだと思い込み

いつの間にか、お前は俺より下の人間なんだ

という感覚を植え付けられていた

 

元夫の話は、今ならあまり裏付けのない薄っぺらい内容だと気づけるんだけれど

話し方なのかな、なんか上手いというか

いかにも知ってる風に話すというか

当時はすごいな~、と思って聞いていました

 

それは多分、私の自己肯定力の低さも原因だったんだろうな、って、今なら思えるんですが…

 

そんな私には当時

元夫は、張り子の虎ではなく

本物の虎に見えていたわけです。

義両親へ報告

【最後の義実家】

 

よつばです♪♪

 

昨日、長男と共に

義両親へ離婚の報告と挨拶に行ってきました。

 

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長男が父方の実家に帰省するのは何年ぶりだろう?というくらい、久しぶりです

(娘2人は毎年、年末年始は義実家で過ごさせてもらってます)

 

しかも、私と2人でなんて…

 

元夫から話を聞いていたら

連絡をした時点でピンときそうなもんですが

 

電話口の義母は

お昼はどうするの?食べていけるんでしょ?

なんて言っていて

 

あー、こりゃあ何も聞いてないなぁ…

職場のお客様に粛々と?自ら報告する前に

まずは親に話せよ、元夫…⤵︎⤵︎

 

我が家は車がないので

電車を乗り継いでの義実家への往復はなかなか大変

 

長男も私も夕方から予定が入っているのと

1本電車を乗り過ごすと、次の電車が1時間半はこないというかなり不便な路線を使うため

 

義実家での滞在予定時間30分!

という、かなりの強行軍となりました。

 

 

久しぶりに長男の顔を見た義両親はとても嬉しそうでした

 

仏様にお線香をあげ

奥のクーラーを効かせた部屋で

義母が用意しておいてくれたお茶やお菓子などを頂きながらしばしお喋り…

 

ふと長男は、自分が幼かった頃のアルバムを見つけ、ページをめくり始めました

 

そんなの見だしたら、きりがなくなるよ~

という私に

オレはこれ見てるから、と

 

そう、時間もないし

目的を果たさなくてはいけません。

 

 

元夫さんから聞いていると思うのですが…

と、切り出し

 

義両親に

3月に私が申立をして調停をしてきた結果、先月末日で離婚が成立した事

役所にも届けを出してきた事

子ども達は全員私と一緒に暮らす事

今のマンションは売りに出していて、売却費用を引いたものを私と元夫で分ける事

 

等々、伝えました。

 

2人とも、元夫からは何も聞いていないと言っていたけれど

ものすごく驚くようなリアクションもなく

静かに聞いてくれました

 

義母は

残念だわね…

とポツリ

 

義父は

まあしょうがない

人生生きてりゃいろいろある

みたいな感じでしたが

 

次に口から出たのは

 

名前はどうするんだ??

 

という言葉でした

 

それは、もちろん私の事なんかじゃなく

子ども達の名前の事

 

変えません

と伝えた時に、大きく大きく頷いて

長男に、お前達はここの孫なんだから、いつでも来ていいんだぞ!と言っていました

 

私としても

義両親は子ども達にとっては血の繋がったじーじ、ばーばだし

父親の事も同じように考えていて

 

私は他人になるけれど

(てか、元々他人なんだけど)

 

血の繋がりってやつはやっぱり大きいと思っているので

義父の言葉はありがたかった

(ほんのちょっぴり?ひっかかるものはあったけれども)

 

彼らから孫を奪うつもりなんて、さらさらなかったし

 

いつでも来ていいよ、と言ってもらえてホッとしました

 

よつばさんも来てね

 

なんて、社交辞令だとは思うけど

そんな事も言ってくれました。

 

義母から

離婚に至った原因は何なの?と聞かれ

そんな簡単に説明もできないし

原因なんてひとつじゃないし

うまく説明できずにいると

 

何年か経って、また2人が元に戻るなんて事はないかしら?

私の友達にもいたのよ、そういう人

 

なんて言い出して

 

心の中では

絶対有り得ねー!!

と叫んでましたが、笑ってごまかすしかありませんでした…

長男も「ないな」と思って聞いていたそうです

 

 

実は、義母には1年前に、元夫との離婚を考えているという事を話した事があります

 

元夫が家に生活費を入れてくれていない、という事もその時に伝えました

 

でもその時は、お金の事なんかで離婚なんて…

と諭された感じで

何とか息子とやっていってほしい

と言われました

 

私的にはとても重要な問題なんだけどな…

家事育児も全くしてくれず、自由奔放にされてきた挙げ句、これなのにな…

 

その他の、基本息子をかばう義母の発言に

やっぱり息子の味方なんだよな…と

悲しい気持ちになりました

 

その後何も言わずに今日まで来たので

義母は、何とかやっているものだと思っていたみたいでした

 

1年前、私から話を聞いた義母は

元夫に会いに来て2人で話をしていたみたいで

その事は後から聞いて

更に元夫をかばう発言を繰り返す義母に

もう相談するのはやめよう、と思ったわけですが

 

昨日、その時に

俺にも言いたい事はいっぱいあるんだけどね

と元夫が言っていた事

 

この歳になって、老いた母親に心配をかけて申し訳ないと、元夫が涙を浮かべていた事を聞き

 

特に涙を見せた事には、そんな一面があるんだ…とびっくりしました

 

私には

弱いところは見せたくない、とはっきり言っていた元夫

 

母親には弱いところを見せられるのだな、と

 

私はそんな存在になれなかったわけだけれど

母親以外に、そういう存在がいたら

 

妻も含めて周りに虚勢を張って生きていくような事、しなくて済んだのかもしれないな…

 

と、思いました。

 

30分はあっという間にすぎ

長男と義実家を後にしました

 

子ども達がまだ小さい頃

私ひとりで4人を連れ、大変な思いをして帰省していたのも今となっては懐かしい…

 

私はもう

この家に来る事はないのだろうと思います。

 

 

 

ちなみに

 

元夫は朝方帰ってきた様子

シャワーと着替えをして、そーっと家を出て行きました

 

その、コソコソと出ていく様と

なのに部屋の電気はつけっ放し

着替えた服は相変わらず出しっぱなし

という状態のアンバランスさが滑稽すぎて

また、とても残念な気持ちになりました。

 

 

調停が終わって

【離婚届提出】

 

よつばです♪♪

 

バツイチシンママライフ満喫中♡

と、言いたいところですが

本当になーんにも変わっていない日々を送っています。

 

と、いうより

最後の調停日から今日まではいつもより忙しく

やっと離婚できたんだぁ…と浸れる時間が少なかった気がします

 

調停日で離婚は成立したわけですが

後日郵送されてきた調停調書を持って役所へ手続きにいくと

 

まず、離婚届を提出しなくてはならない、との事

 

あ、やっぱり出すんだ💦という感じでした

 

それと同時に

私が今の姓を名乗る事(旧姓には戻りません)と

私の戸籍を新しく作るための手続きをしました

 

後の手続きは、私の新しい戸籍ができてから

(新しい戸籍ができるのは1週間後)

 

住民票を移すのは引越しをしてから

 

子ども達に関しての手続きも住民票を移してから

 

と、いう事で

1日で全てが終わるというわけではないようです……

 

う…若干、いやかなりめんどくさいが…

やるしかない!←当たり前だ

 

そして土曜日の夕方に

今のマンションを見たいという方が2組来る事になっていて

その日は朝からひたすら家の中の片付け…

 

いつもの我が家を知っている人なら

格段にモノがなくなっているのをわかってもらえるかもしれないけど

それでもやっぱりどうなんだ?

みたいな状態でお招き?してしまいました

(担当者のKさんは、すごくすっきりしましたね!と言ってくれましたが)

 

私も過去に、住んでいるお宅をオープンハウスで見学した事はあったけど

今回は個々にアポを取っての見学だし

全く勝手がわからない状態でしたが

Kさんが「大丈夫ですよ~」と言ってくれたので、とても心強かったです

 

なんとか家の中を見て頂いてホッとしました

 

見てもらわない事には、なんも始まらないわけですからね

頑張りました!

 

で、ホッとした翌日には

娘2人を、毎年恒例?になっている

私の実家に「送り込む」ために

1日がかりでの日帰り送迎…

 

この3年ほど、夏休みになると

長期で両親に孫を押し付けています

 

今年は2週間の予定…ありがたやありがたや

 

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そして仕事も忙しく、法人のお客様から嬉しいアポイントも頂けたりと

 

本当に慌ただしく過ごしています。

 

今は

早く引越しの日を決めて、新居での生活をスタートさせなくちゃ!

と思っているところです。

 

元夫は…

マンションが売れない事には、引越しも何もできないはずですが

離婚が成立した日以降、家に帰ってきたのは3回だけ

↑そのうち2回は、シャワーと着替えの為に帰ってきた感じ

ちなみに、洗濯物はご丁寧に?出してある

洗うわけないだろう?ホントにご都合主義だな

 

だったら早く荷物まとめてさっさと出て行ってくれないかな~

と、思ったり

 

でもそれよりも

子ども達に何も言わずのままでいいのかな?って、すごくモヤモヤしてみたり

↑私からは、4人それぞれに報告をしています

 

もう他人なんだからほっとけばいいのだけど

 

夫としてダメだったにしても

父親としても自らダメになっていく様が

 

こんな人間だったんだ…

 

と、残念で仕方がありません

 

私は明日

多分何も聞かされていない義両親に

挨拶に行ってきます

 

長男が一緒に行ってくれるので

とても心強いです。

 

最後の調停日

最後の約束

 

よつばです♪♪

 

7月末日付けで、夫との離婚が成立しました

 

めでたく「バツイチデビュー」した

アラフィフ女子です

 

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このところ夫は

週の半分くらいは家に帰ってこなくなりました

↑あ、もう、元夫ですね♪♪

 

そして

今回の調停日(7/31)の前日も帰ってきませんでした

 

さすがに忘れてはいないだろう

と、思いつつ…ひとりで家裁を目指し

ほぼ時間通りに到着

この日の申立人待合室はいちだんと混んでいました

 

毎日毎日、すごい数の調停が行われているんだなぁ…なんて今更ながら思いながら待っていると、ほどなくして調停委員さんが呼びに来てくれました

 

調停室に入ると

今日もご一緒に出られたんですか?

と聞かれたので

 

いえ、今日は一緒には出ていません

向こうは昨日帰って来なかったので

 

と答えると、調停委員さんちょっぴり困惑したような顔をしてました

 

でも事実だもん

 

ちなみに、今日は(元夫)来てますか?

と聞くと

 

いらしてるんです!

だから一緒に来られたのかな、と思って

 

と、調停委員さん

 

そっか、ちゃんと来たか

早く終わらせろって言ってるのは向こうだもん

当然だよね。

 

 

前回の調停から

マンションの売却の事もあり、いつになく元夫とは話をしたと思う

 

そんな中で、あちらから言ってきた条件

・養育費の一人当たりの金額と20歳まで払うこと

・マンション売却後、手元に残った金額を、私7割、元夫3割で分ける事

 

この条件でお互い合意できれば

いいと思っているという事を調停委員さんに伝えた

 

もともと、元夫は

自分は滞納分の税金と、新居への引越し代、敷金の分がもらえれば

あとは私に全てやる、みたいな事を言っていた

 

でも、税金を払わなければマンション売却の契約ができないため

今回の売却の為の「諸経費」の中に、滞納分の税金の額が含まれてしまっているのが

私としては、どうしても気にいらなかった

 

しかも、離婚とは別にもうひとつ申立をしている婚姻費用請求についても

7:3に「してやる」んだからチャラだろ?

みたいな元夫の態度も許せなかった

 

とはいえ、そこにこだわったところで

私の手元に来るであろう金額が大きく変わる訳ではなかったし

だったらもう相手の言い分のんで終わりにした方がいいだろう、という気持ちになっていた

 

私があれこれ言うのを聞いてくれていた長男から

 

もういいからさっさと別れなよ

 

と言われたのも結構大きかったかな

 

そうだ、もう気持ちは固まっているのだから早く終わりにしよう

という思いで、今回の調停に臨んでいた

 

私との、子ども達を守るための最後の約束

 

あいつはちゃんと守ってくれるんだろうか。

最後の調停日②

【離婚成立】

 

よつばです♪♪

 

バツイチになっても笑っちゃうほど何も変わらずに日々を過ごしているアラフィフ女子です

 

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調停委員さんは

マンションの売却の金額が今の時点で出ていない事を心配してくれていた

 

あと、元夫の仕事関係で、私が連帯保証人になっているものはないか?という事を確認した方がいい、と

 

そこを明確にしてからにするなら

もう1回調停日を設けるのもありだと

 

そうすれば、マンション売却の話も今より進んでいるだろうから、金額も今より明確になっているかもしれない、と。

 

そう言われて

少し、迷った

 

でも

あと1ヶ月先に延ばす必要があるのかな?と思った時に

その必要はない、というのが私の答えだった

 

元夫には連帯保証人の事を確認してもらうようにし、もし私の名前が残っているようなものがあれば変更するという事を今日約束してもらう

 

子ども達は既に4人とも私の扶養に入っているし

元夫の生命保険は失効しているし

↑復活させるためには多分また告知書など書かないとだろうから、だったら保険金受取人を長男にして新しく入ればいい

 

夫婦でいる間にしておいた方がいいと思われる手続きは

私達の場合、びっくりするくらい少ない

 

だったら、今日でいい

 

調停委員さんには

今日できるなら成立させて下さい

と伝えた。

 

今日、調停が成立するという事は

今日付けで離婚成立という事

 

私はてっきり、今日家裁で調停調書をもらって

それを持って役所に「離婚届」を提出をして

その時点での離婚なのだと思っていた

違うんだ

そうか、今日、離婚「できちゃう」んだ…。

 

元夫が調停室で話をしている間

私は申立人待合室で待ちながら

 

長男に

今日離婚成立しちゃうわよ

とラインをした

 

長男から

 

お疲れ様

長かったね~

 

の後に

 

これからもよろしくお願いします

 

という返事が来て

 

元夫と別れる事は全然悲しいとかさみしいとかないのに

 

長男はじめこの4人の子ども達の存在の大きさを改めて噛みしめ

 

思わず、涙がこぼれていた

 

私にはこの子達がいる

だから、大丈夫。

 

 

再び調停室に呼ばれた時は

調停委員さんお2人、裁判官、書記官、元夫、

そして私の6人が部屋に入った

 

通路の反対側から調停室に向かって歩いてきた元夫のいでたちは

 

期待を裏切らない一張羅のアロハシャツ

 

そして今日は、そこにサングラス

 

……どこのチンピラだよ……

 

どうして元夫にこんなに嫌悪感を抱くのか

自分でも不思議

 

付き合っている期間も含めたら四半世紀も一緒にいた

かつては大好きだという感情を持っていた人間を

こんだけ嫌いになれるのもすごいかも

 

 

調停室で元夫と並んで座り

裁判官が調停調書を読み上げるのを聞く

 

申立人と相手方は

本日調停離婚をする

 

裁判官の言葉に頷く2人

 

その後は、先ほどまで調停委員さんと話し合って決めた内容が読み上げられていく

 

何も問題はなかった。

 

 

では、調停調書作成の為の収入印紙をそれぞれ地下1階の売店で購入して(子ども達の親権者になる私には、役所提出用のものも送られてくるので600円、元夫は400円)

この用紙と一緒に、この階にある家事4部2課に提出して頂いて終了となります

 

と、裁判官

 

本当にあっけなく終了。

 

 

私は、役所への手続きの流れについて

書記官から説明を聞くためまだ残っていたが

 

元夫は

じゃあもう帰っていいんですよね?

と、早々に席を立ち

 

収入印紙とその書類を出して行って下さいね

と、念を押されていた

 

ここに持ってくればいいですか?

 

いえ、この階の反対側の通路にある家事4部2課です

 

ああ、はいはい

 

元夫はそう言って、足早に調停室を出て行きました

 

私は、書記官の説明を聞いてから

調停委員のお2人に、お世話になりました

と挨拶をして

調停室を後にしました

 

調停委員さん達からしてみれば

いくつもの案件の中のほんのひとつの案件なんでしょうが

私にとっては、一応人生の節目になる「離婚」に際して

お世話になった感謝の気持ちを込めて。

 

地下1階の売店手前で

先に調停室を出た元夫とすれ違いましたが

 

気づかない振りをしました

 

もう他人

 

でも、他人に対しての方が優しくなれるから

まだ本当の意味での他人にはなれていないみたいです

 

 

さあ

 

新しい一歩を踏み出しますよ。

 

 

マンション売却準備⑤

【前進】

 

よつばです♪♪

 

子ども達が夏休みに入り

給食の有り難さを噛みしめている

アラフィフ女子です

 

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マンション売却の仲介を専有契約でお願いする不動産会社が決定し

その担当者Kさんとの契約手続きの日

 

この地域を担当しているKさんは

夫の職場を伝えると

 

ああ!知ってます!

という感じだったので

夫の職場に来て頂きました。

 

約束の時間に私が着いた時には

Kさんはもう到着されていて

夫とお話をしていました

 

夫は仕事の時は制服を着用しているのですが

この日は私服

 

そう!一張羅のアロハにてお出迎え〜♪♪

ていうか、毎日アロハしか着てないからしょうがないんだけど…

まあ、私もTシャツだし人の事言えないか

 

そんな離婚カウントダウンの

ある意味似た者夫婦が揃ったところで

今回の査定の結果をふまえ

今後の営業活動の進め方などの説明をするKさんに、夫が

 

初めから査定通りの金額でスタートするのは

面白味に欠ける

もっと、値段の駆け引きとかそういうの

自分もやるけれども←?

そういうのがあった方が面白いよね!

 

みたいな事を言い出した

 

おいおいおい、何を言ってる?

いかにも、自分は仕事でそういう事慣れてるみたいに聞こえるが

あなたの業務上でお客様とのそんなやりとり

発生するのか??

 

やっぱり

いちかばちか高値からいっちまおうぜ!

って思ってるんだな…

 

そんな夫の言葉にKさんは

今回は滞納分のローンの件で銀行側の意向もあり、査定から掛け離れた金額で行くのは難しいんですよね〜、と

非常にソフトな感じでかわしていた

 

銀行としても

早いところ売却して、滞納分含めローン返してくれよ!って事だ

 

もちろん、できる限り高い金額で売れる事にこしたことはない

でも私達の場合、あまり悠長に時間をかけていられない

だったら現実的な範囲で金額を考えた方がいい

 

決して高値からいくのが悪いわけではない

でも、私達の今の状況にはあっていない

 

と、私は思っていた

 

とはいえ

私だけの意見では、夫はとうてい受け入れなかっただろう

 

お前はいつもそうやって…

みたいなのが始まる

 

私の事を、何も知らないと思っている

自分の方が、知識も経験も豊富で

優れていると思っている

 

まあ、それについては今は置いておいて

 

幸いにも、今回は銀行の意向やKさんのアドバイスなどに助けられ

いちかばちか、スリル満点、ドキドキも味わえる?高値からのスタートではなく

査定額プラス100万、しかも1000万円代の桁が変わらないギリギリのところからスタートする事になったのは正直ホッとした

 

それでも夫は

金額的な事について

銀行の担当者にも、Kさんにも、なんだかいろいろ言っていた…

 

 

マンションを購入した時と同様

夫と連名で書類に署名・捺印をしていく

 

もうずっと、まともに話もしていなかったので

知らなかったが

夫はかなり老眼が進んだらしく

↑夫は私の1コ上だが、見た目はプラス10歳くらいに見える、良く言えばダンディな悪く言えば老け顔の、私と同じくアラフィフ男子です

 

Kさんの名刺が見えないとか

自分で書く文字もよく見えないから感覚で書いているとか言っていた

 

職場の照明がなんとなく暗いのもあるのかもしれないが

 

どうやら本当によく見えていないその様子に

 

どこのおじいちゃん!?

 

って思ってしまったし

それなりに衝撃だった

 

まあ、今さら…

 

そんなこんなで

Kさんとの契約の手続きは無事終了した

これから、マンション売却の営業活動が始まります。

 

Kさんを夫と2人で見送った時

一瞬、私もKさんと一緒に帰ろうかと思った

夫と2人でKさんを見送る事に違和感を感じた

 

隣にいる事が

もはやこんなにも違和感なんだと

再確認した感じでした

 

6年前まで私も夫と一緒に仕事をしていたので

今も来て下さるその頃からのお客様に挨拶をし

 

6年前に比べて

明らかに掃除が行き届いていない

照明も薄暗い

夫の職場を後にしました。

 

確実に

前に進み始めた

 

そんな気持ちで。