4児の母の奮闘記

4人の子育てをしながら奮闘しているアラフィフ女子?!の日々を綴ります

張り子の虎③

【自由と責任】

 

よつばです♪♪

 

またしても、夜中にシャワーと着替えに元夫が家に帰ってきました

 

そーっとそーっと家に入ってきて

またそーっとそーっと出ていきました

 

でも、電気はつけっぱなし

クローゼット半開き

 

そして、毎回洗濯物を出していきますが

もちろん私は洗ってはいません

洗ってくれると思ってるのかな?

甘いんだけど

 

先日挨拶に行った時に義母が

元夫が独りになって、洗濯などできるのか心配していました

 

きっとできるよ

やろうと思ってないだけだよ

 

と思って聞いていた私でした。

 

 

 

さて

 

たかが占いの結果、かもしれないけれど

 

自分が、元夫より劣っているとは思わなくてもいいんじゃないか?

と気づいたのは、私が私を認めてあげられるようになった第一歩でした

 

だからって

私はすごいんだ!だって女ナポレオンだもん!!とも思ったりはしていませんが

 

 

ずっと

 

お前は、容姿も中身も大した事ない

対して俺は、カッコいいし頭もいい

俺様はすごいんだ

みたいな事を言われてきて

そう信じ込んで、ずっと固い土で覆いかぶしていた、私の自信の小さな芽が

ようやく地面から顔を出したというか

そんな感覚でした←大袈裟?

 

 

その頃私は元夫と一緒に働いていました

 

元夫の仕事は飲食店の経営

経営と言っても、自分自身が店に出て接客も調理もしています

 

私と元夫が出会ったのも

その店でした

 

元夫は学生バイトからそのままそこの従業員になり

当時のオーナーさんから店を譲ってもらい独立した、という訳

 

そう

 

元夫は、アルバイトも含めて今の仕事しかした事がない

 

THE お山の大将!!な個人事業主です。

 

 

私は別の仕事をしていたのですが

一緒に店の仕事をしてほしいと元夫から言われ

元夫が独立するタイミングで店に戻りました

 

その時は、2人の出会いの場所であるあの店が

私達のものになるなんて…

と、本当に嬉しかったのを今でも覚えています

 

でも

 

元夫にとっては

俺達の店、ではなく

 

俺の店

 

だったのでした。 

 

 

一緒に仕事をするにあたりまず元夫から言われた事は

 

オーナーは俺なんだから、仕事のやり方には一切口出しをするな、という事でした

 

その時は

元夫がまさかあんなダメダメ経営者だとは思っていなかったので

私もそれに従いました

 

前のオーナーさんは

しっかり者の姉さん女房の奥様が経理を管理していて

接客などはしなかったけれど

ほぼ毎日店に顔を出して、銀行へ行ったり等の業務をしてくれました

 

私も、同じような事を任せてもらえると思っていたのですが

 

私がしていた業務は、バイトさんと全く変わらない内容で

更に元夫に対しても店では敬語を使っていたので

お客様からは本気でバイトと間違われていたくらいでした

 

ただ、経理の書類の管理とか整理とか

あとは確定申告の手続きとか

面倒な事は任されて、実際のお金の管理は全て元夫

 

だってここ俺の店だもん!!的な?

 

 

それで、店がうまく回っていけば

ぜーんぜん問題なかったのに

 

見栄っ張りなお山の大将は

やれ付き合いだと言っては

飲みに行ったり、キャバクラへ行ったり、ゴルフへ行ったり…

 

そしてそれを店の経費としてどんどん落としていく

 

見かねて私が何か言おうものなら

 

みんなやってる

お前は真面目すぎんだよ

俺は付き合いでしてるだけだよ

そういう事言われるとモチベーション下がる

 

等々

激しい反撃に逢い

 

じゃあ、勝手にすれば?

但し、結果出してよね??←とは言わなかったけど

と、突き放してみたら、見事に結果なんて出せなかったわけです

 

そして元夫は

あれこれ理由を見つけだしては

家にお金を入れなくなっていきます

 

その間、家族の事は後回しにして

元夫は自分のやりたい事はやっていたように私は感じます

 

元夫は、私を自分より下に下に扱う事で

自分という人間が優れていると思い込んでいたのかもしれません

 

更には

どんな事をしても、私は決して自分を裏切ったりしない←自分は裏切りまくりなくせに

と、ずいぶんなお気楽主義になっていったのかもしれません

 

 

その後私は元夫の店を出て別の仕事をするようになりますが

その事について元夫の中では

 

私が勝手に辞めていった

俺は裏切られた

 

となっているようです

 

何度も話をしたのに…

私が言う事を、どれだけいい加減に聞いていたのかがわかります

 

そして元夫とは別の環境で働く事により

私は今まで元夫にシャットアウトされてきた外界の世界を知る訳です←これも大袈裟?

 

今感じるのは

これっていわゆる「モラハラ」ってやつだったんじゃないのかな?という事です

 

その真っ只中にいた時は、全然気づかなかったのですが…。

 

 

今日とある記事で

「自由には責任が伴う」という言葉を目にしました

 

自分の自由や権利ばかりを主張して

責任や義務を放棄して生きてきた

張り子の虎に聞かせてやりたいと思いました。

 

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